市場経済ニュース

【来週の投資戦略】日経平均の上昇一服、個別材料の物色へ

 春の嵐が日本列島を襲った4月第1週。日経平均株価は先物主導で大きく下げ、1カ月ぶりに9700円割れとなった。米国ではQE3(量的緩和第3弾)実施の可能性後退を材料に米国株式が調整局面に入った。日本株もこれにツレ安して、2月からの上昇相場も一服。台風並みの爆弾低気圧にも桜の花は散ることなく、満開を迎えたが、日本株はどうだろうか。

 2月以降の日本株上昇のエンジンとなってきた為替の円高修正トレンドはひとまず終了。4月第2週は、9日、10日の日銀金融政策決定会合をはじめ、2月決算会社の発表や国内外の重要経済指標の発表が相次ぐ。米国経済そのものが堅調な回復を続けていることから、円高方向に転じる可能性は低いと見られるが、当面は81~83円前後での膠着状態が予想される。

 

 会員向けの株式ウイークリー誌の最新号では、当面は日経平均株価の上値が重い展開が予想されることを前提に、日経平均への連動性が低い内需銘柄や割安の材料株、信用取組が好需給の銘柄を複数配置した。震災から1年が経過した中で、新たな段階に入りつつある復興需要がテーマになる銘柄が注目を集めそうだ。

(「株式ウイークリー」編集長 本多 正典)   

ページトップ