市場経済ニュース

【株式・大引け】連休前の利益確定売りで、日経平均は4日続落し1万3700円割れ

 2日の東京株式市場は続落し、日経平均株価の終値で6営業日ぶりに1万3700円台を割り込んだ。日経平均の大引けは前日比105円31銭安の1万3694円04銭と4日続落、TOPIXは同5.09ポイント安の1153.28と2日続落した。東証1部の出来高は概算で27億3675万株、売買代金は2兆1791億円だった。先週の1日当たり出来高は43億3467万株、売買代金は同2兆9140億円なので、例年どおり、連休の谷間では市場エネルギーも一服状況だった。

 民間まとめの雇用指標が予想を下回ったことから、NYダウで5営業日ぶりに大幅反落するなど米国株式市場が軟調だったことや、為替が円高に傾いたことから、本日の日経平均は72円安の1万3727円で寄り付いた。輸出関連株への売りが先行した後は、一時、18円安まで下げ渋る場面もあったが、3日発表の米国4月の雇用統計への警戒感から再び下げ幅を広げて、70円安の1万3729円で前場を終えた。

 昼のバスケット取引は99億円の成立と少なめ。後場は前引けとほぼ同じ1万3730円から始まったが、アジア市場が総じて軟調だったことや、連休を前に利益確定の売りが続いたことから、ずるずると下げ幅を広げ、161円安の1万3637円まで付けた。引けにかけては押し目買いで下げ幅を縮めたものの、1万3700円までは届かず、本日の取引を終了した。

 業種別では、東証33業種中、7業種が上げた。電気・ガスを先頭に空運、医薬品、銀行が続いた。下げたのは26業種で、3%台の下落となった鉄鋼をはじめとして、紙・パルプ、その他金融、ゴム、倉庫などが目立った。

 東証1部の値上がり銘柄数は全体の42.5%を占める728銘柄。下げたのは50.7%に当たる869銘柄、変わらずは113銘柄。

 今後の注目材料としては、3日(金)の米国4月の雇用統計、米国4月のISM非製造業景況指数、9日(木)の中国4月の消費者物価、10日(金)のG8財務相・中央銀行総裁会議などが挙げられる。

 3月期決算発表では、7日(火)三井物産、三菱地所、8日(水)トヨタ自動車、味の素、伊藤忠商事、三菱商事、9日(木)武田薬品工業、ソニー、スズキ、三井不動産、コナミ、10日(金)三越伊勢丹、新日鐵住金、日産自動車、日立製作所、パナソニック、NTTなどが続く。

ページトップ