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【株式・前引け】新政権への期待感から日経平均反発もTOPIXは小幅反落

 5日の東京株式市場は反発。日経平均株価の前引けは、前日終値比11円19銭高の9443円65銭となった。一方、TOPIXは小幅ながら5日ぶりの反落で、同0.80ポイント安の781.17。東証1部の売買高は概算で8億8479万株、売買代金は同4605億円だった。

 前日の欧米株式市場は、米国の「財政の崖」についての与野党協議が停滞したのを受けて続落。欧州はマチマチ。今朝の東京市場では外国証券経由の注文動向は、売り1070万株に対して買い890万株と差し引き180万株、2日連続の売り越しとなった。

 こうした流れに、高値警戒感と円高の動きが加わり、本日の東京市場は日経平均が前日終値比52円安の9380円で寄り付き。9時4分には前場の安値9376円をつけた。だが、円高の動きが一服したことと、新政権に対する期待感を材料に買いが入り、前引けにかけて日経平均はプラス圏に浮上した。

 業種別では、東証33業種のうち値上がりが17業種で、値下がりが16業種。騰落率トップは小売業の0.72%で、以下、金属製品、パルプ・紙と続いた。騰落率ワーストは不動産のマイナス1.33%で、以下、保険、倉庫が下位を占めた。東証1部の値上がり銘柄数は749(全体の44.9%)、値下がりは704(同42.2%)、214銘柄が変わらずだった。

 個別では、米クアルコムとの新型パネル共同開発の発表を受けてシャープが上昇。11月の既存店売上高が好調だったユニクロを運営するファーストリテイリングも値上がりした。そのほか、自社株買いを発表した銘柄も買いを集めた。一方、11月の商品取扱高の伸びが期待はずれだったとしてスタートトゥデイが値を下げた。

 後場に向けてのポイントは為替動向。円高の動きがどうなるか。また、アジア株式市場も注目されるところだ。

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