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【株式・大引け】法人企業統計など好感し日経平均は反発、後場に上げ幅拡大

 週明け2日の東京株式市場は反発。大引けの日経平均株価は前週末終値比184円06銭高の1万3572円92銭、TOPIXは同11.73ポイント高の1117.78だった。前週末の欧米株は軒並み下落したものの、本日朝方発表の4-6月期法人企業統計で設備投資額が市場予想を上回ったことが好感されたほか、後場にはアジア株が堅調推移したこと、為替が円安に振れたことも好材料となった。

 東証1部の出来高は概算で18億5326万株、売買代金は同1兆4598億円と市場エネルギーは低調だった。

 本日朝方、財務省が発表した4-6月期の法人企業統計では、金融機関を除く全産業の設備投資が前年同期比で微増となり、3四半期ぶりにプラスに転換。また、市場予想も上回ったことから、本日の日経平均は前週末終値比49円高の1万3438円で寄り付き、前引けは95円高だった。

 昼休みのバスケット取引は63億円の成立にとどまり、「売り買い均衡」(大手証券)と伝えられた。ただ、日本に遅れて取引の始まったアジア株が総じて堅調に推移していたこと、さらに為替がやや円安に振れたことが好材料となり、後場に入ると日経平均は先物主導で上げ幅を拡大。後場寄りの日経平均は前引けよりも高い前週末終値比161円高で寄り付き、14時42分には本日の高値、224円高の1万3613円まで買われた。その後、やや伸び悩んだが結局、184円高で大引けを迎えた。

 東証33業種別では、29業種が上昇し4業種が下落。上昇率トップは4.55%のその他金融で、以下、不動産、建設、倉庫が続いた。一方、鉱業を筆頭に、精密、海運、保険の4業種が下落した。東証1部の66.7%にあたる1169銘柄が値上がりし、値下がり銘柄数は26.6%にあたる467、変わらずは115銘柄だった。

 個別では、星光PMCがストップ高となり、アイフル、アプラスフィナンシャル、アコムも買われた。また、前場に売られた東京電力は後場に買い戻され、トヨタ、ファーストリテイリングなど主力株も幅広く買われた。一方、エンプラス、ネオス、丹青社、澁谷工業などの下げが目立った。

 当面、市場では国内外の経済指標発表やイベントが目白押しとなっている。今週は4-5日の日銀金融政策決定会合、5-6日にロシアのサンクトペテルブルクで開かれるG20(20か国・地域)首脳会議、6日の米国雇用統計発表、7日の2020年夏季オリンピック開催都市決定などが注目されそうだ。

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