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【株式・前引け】日経平均は2日続落、前日の欧米株を嫌気し投資家心理冷える

 20日午前の東京株式市場は2日続落。前日の欧米株安に引きずられ、売り優勢の展開となった。日経平均株価は前日終値比40円24銭安の9548円14銭、TOPIXは同3.41ポイント安の810.72となった。東証1部の出来高は概算で7億4341万株、売買代金は4513億5000万円だった。

 前日のNYダウ平均は続落。前日終値比68ドル65セント安の1万2964ドル10セントだった。新規失業保険の申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数などの経済指標が相次いで市場予想を下回ったことで、米国の景気回復鈍化への警戒感が高まった。欧州財政問題の不透明感も、引き続き市場の重しとなっている。注目されたスペインの国債入札は順調だったが、スペインの銀行の貸出金に占める不良債権比率が高水準であることなどが嫌気された。

 東京市場の寄り付き前の外資系証券9社ベースの注文動向は、売り1160万株に対し、買い1530万株、差し引き370万株の買い越しだった。

 本日の東京市場は小幅安でスタート、日経平均の寄り付きは前日比13円安の9574円。しばらくは下げ渋ったが、その後は欧米の株安に引きずられ、10時43分には55円安の9532円にまで値を下げた。積極的な売買材料を欠くまま、週末を控えた様子見ムードが広がり、その後は一進一退の値動きが続いた。

 東証33業種中、上昇したのは11業種。上昇率上位は海運、その他金融、不動産など。残り22業種は下落。下落率上位は鉄鋼、証券・商品先物、輸送用機器などだった。東証1部の値上がり銘柄数は650(全体の39.3%)、値下がり数は783(47.3%)、変わらずは221(13.3%)だった。

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