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4月の鉱工業生産指数は前月比0・2%上昇とほぼ横ばい、生産は持ち直し続く

 経済産業省は31日、2012年4月分の鉱工業指数を公表した。生産指数は前月比0・2%増と2カ月連続で上昇し、指数は95・8となった。出荷指数は96・7(前月比0・9%増)と回復。在庫指数は109・6(同2・0%増)となった。経済産業省の基調判断は「生産は持ち直しの動きで推移している」と、前月の判断を据え置いた。

 4月の生産は、自動車を中心とする輸送機械工業(普通乗用車、シャシー・車体部品など)や化学工業(ファンデーション、化粧水・美容液など)、電気機械工業(電気測定器、電力変換装置など)などが中心となって上昇した。低下した業種は電子部品・デバイス工業(モス型半導体集積回路)や情報通信機械工業(固定通信装置、カーナビゲーションなど)など。

 また、在庫は輸送機械工業(普通乗用車、小型乗用車など)や電子部品・デバイス工業(アクティブ型液晶素子、モス型半導体集積回路など)、化学工業(化粧水・美容液、パラキシレンなど)で積み上がっている。

 同時に公表された製造工業生産予測調査によると、5月は前月比3・2%の低下、6月は同2・4%の上昇が見込まれている。5月の低下は輸送機械工業や情報通信工業、化学工業などの要因で、また6月は電子部品・デバイス工業、電気機械工業、化学工業などの要因で上昇が見込まれている。

(山田徹也 =東洋経済オンライン)

(山田徹也 =東洋経済オンライン)

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