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【前引け】日経平均は半年ぶり1万5500円回復、良好な外部環境が追い風

[東京 22日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸。取引時間中としては5月23日以来、約半年ぶりに1万5500円を回復した。上げ幅は一時200円を超えた。

 米国株市場でダウ工業株30種が終値で初めて1万6000ドルを突破。為替も円安が進むなど良好な外部環境を追い風に幅広く買いが先行した。

 目先の目標達成感や戻り待ちの売りなどで買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、前場後半に先物へのまとまった買いが入ると再び上げ幅は拡大した。指数寄与度の大きいソフトバンク<9984.T>、ファーストリテ<9983.T>なども買われ指数を支えた。市場では「先高期待が強く現物、先物ともに買いが入っている。過熱感はあるものの、海外勢が本腰を入れて買い始めれば相場は短期で終わらない」(証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏)との声が出ていた。

 個別銘柄では、ソフトバンクが大幅続伸。米ヘッジファンドのサード・ポイントがソフトバンク株を10億ドル超で取得したことを明らかにし、材料視された。21日に米化学大手デュポンからビニルアセテート関連事業を買収すると発表したクラレ<3405.T>も高い。半面、JT<2914.T>は軟調。来年度のたばこ増税実施を見送るとする政府・与党の方針が伝えられ収益拡大期待が後退した。

 東証1部の騰落数は、値上がり913銘柄に対し、値下がりが672銘柄、変わらずが175銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15554.23 +188.63

寄り付き 15513.45

安値/高値 15449.37─15579.39

東証出来高(万株) 157460

東証売買代金(億円) 14290.76

(河口浩一)

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