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【株式・前引け】日経平均は9割近くの銘柄売られ反落、後場も様子見ムード強い展開に

 新年度相場入りとなる4月1日前場の日経平均株価は、前週末比114円16銭安の1万2283円75銭と反落。TOPI?\xBC\xB8は同20.44ポイント安の1014.27と3日続落した。東証1部の出来高概算は13億3893万株、売買代金は9187億円だった。

 先週の米国株式市場は28日の木曜日に、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500種とも最高値を更新したが、29日の金曜日はグッドフライデー(聖金曜日)のため休場だった。

 本日も欧州、香港など休場となる海外市場が多く、寄り付き前の外国証券経由の売買注文は買い810万株、売り660万株と18営業日連続で買い越し(150万株)となったものの、商いは細った。また、本日朝方に日銀が発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、業況判断指数(DI)が大企業製造業でマイナス8と、3四半期ぶりに改善したものの、中小・中堅企業の収益回復は鈍く、13年度の大企業製造業の設備投資計画も前年度見込み比2%減と市場予想を下回った。

 こうした動きを受けた本日の東京市場では、日経平均が前週末比26円安の1万2371円で寄り付いた後、先物に大口の売りが出て下げ幅を広げた。為替が円高に振れたことや、中国の3月の製造業PMI(製造業購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことも嫌気され、10時31分には147円安の1万2250円まで売り込まれ、結局安値圏で引けた。

 東証1部の値上がり銘柄数は138(全体の8.1%)、値下がりは1513(同88.7%)、変わらずは51(同2.9%)。業種別では東証33業種のうち陸運、海運、、倉庫、ゴムをはじめ全業種が値下がりとなった。ケネディクスが売買代金首位となり、値上がりとなるなど、小型不動産株などが買われたが、「前期営業益が1.2兆円を超える見通し」と報じられたトヨタ自動車が買い先行で始まったものの、マイナス圏に沈むなど、全般に様子見気分が強い展開になった。

今晩は米国で3月のISM製造業景況指数が発表される。休み明けの米国市場の動きを見極めたいとする向きが多く、後場も上値の思い展開が予想される。ポイントは先物や為替の動向になる。

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