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【株式・前引け】日経平均は2日続伸、5年4カ月ぶりの1万4800円台回復、欧米株高に円安が追い風

 13日午前の東京株式市場は2日続伸となった。日経平均株価は前週末終値比225円76銭高の1万4833円30銭、TOPIXは同24.12ポイント高の1234.72となり、ともに続伸して前場の取引を終えた。東証1部の売買高は概算で31億1147万株、売買代金は2兆3154億円と市場のエネルギーは高水準を維持している。

 前週末の米国NYダウは35ドル87セント高の1万5118ドル49セントと反発し史上最高値を更新した。欧州主要市場の株価も軒並み上昇した。世界的金融緩和の中、余剰資金が流入し世界的に株式市場の先高感が強まっている。バーナンキFRB(米国連邦準備制度理事会)議長の講演はとくに市場では材料視されなかった。

 G7会合では日本の円安への批判はなかったと伝えられ、為替は円安に傾くとの観測が強まっている。

 朝方の外国証券経由の売買動向は売り1170万株、買い2430万株で1260万株の大幅買い越し。買い越しは45営業日連続となった。

 欧米市場での株高、対ドル、対ユーロでやや円安傾向となっていることもあり、日経平均は前日比151円高の1万4759円で寄り付いた。9時02分には1万4747円へとやや値を下げたが、これが今日の前場の安値。その後は戻し、11時22分に239円高の1万4847円にまで値を上げた。結局前場は高値圏の225円高で終えた。取引時間中での1万4800円台の回復は2008年1月4日以来、約5年4カ月ぶり。

 東証33業種のうち上昇は25業種、下落は8業種だった。上昇業種では証券の8.99%をトップに、その他金融、保険と続いた。東証1部の上昇銘柄数は全体の55%の932、値下がり銘柄数は40%の688、変わらずは85銘柄だった。個別銘柄ではトヨタ、パナソニックなど輸出主力株が軒並み上昇。野村HDなど内需大型株も買われた。

 後場は、為替や先物、アジア市場の動向に加え、大手製薬会社などで予定される決算の発表内容、中国の工業生産・小売りなどの経済指標の内容にも注目が集まりそうだ。

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