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【株式・大引け】2日続伸。後場は終始プラス圏で推移、日経平均は一時9600円台乗せ

 23日の東京株式市場は続伸。大引けの日経平均株価は前日終値比41円57銭高の9595円57銭、TOPIXは同3.95ポイント高の829.35だった。前日の欧米株は下落したが、外国人買いの継続など需給関係は良好で、押し目買い機運が強かった。東証1部概算の出来高は25億3666万株、売買代金は1兆4229億円と前日を上回った。

 前日の欧米株が下落したことを受け、前場寄り付きの日経平均は下げて始まった。9時35分にはこの日の安値、40円安の9513円まで下げたが、下値ではすかさず押し目買いが入り、11時過ぎからは上昇に転じた。前引けは15円高の9569円。

 昼のバスケット取引は売り買い均衡。アジア株が総じて軟調に推移し、為替もやや円高に振れたものの、押し目買い意欲は強く、後場の日経平均は終始プラス圏で推移した。一時は昨年8月以来の9600円台に乗せる場面もあり、14時54分には本日の高値、55円高の9609円を付けている。大引けは9600円台をわずかに割り込んだ。

 東証の全33業種では24業種が上昇し、下落は9業種。上昇率トップは証券で、4.40%のダントツ。これに不動産、繊維、その他製品が続いた。下落率トップは鉱業、これに食料品、電力・ガス、空運が続いた。

 東証1部の値上がり銘柄数は1073(全体の64.1%)、値下がり銘柄数は456(同27.2%)、残りの145銘柄が変わらず。個別では、MUTOHホールディングス、イトーキ、エルピーダが買われたほか、売買代金増加を反映して水戸証券、東洋証券など証券株の上昇が目立った。一方、日本橋梁、マツダ、さが美などが売られた。

 このところの上昇でテクニカル面での過熱感は強まっている。とはいえ日銀の追加金融緩和策発表以降、為替が円安傾向となり、輸出関連企業の業績回復期待が強まっている。また需給関係も良好で、市場エネルギーは盛り上がっている。基調は強いといえそうだ。

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