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【大引け】日経平均は3日ぶり反落、海外の重要イベント控え様子見

[東京 7日 ロイター]東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。前日の米国株市場でダウ平均が過去最高値を更新したことで、朝方は買いが先行したものの、円高警戒を背景とする小口の先物売りに押されて下げに転じた。

 海外の重要イベントを前に実需勢は様子見姿勢を崩さず、売り一巡後も戻りは限定的だった。個別の好業績銘柄は引き続き物色されたが、東証1部売買代金は2日連続の2兆円割れと低水準だった。

 今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会と第3・四半期米GDP速報値、8日の10月米雇用統計を見極めたいとして投資家は積極的な動きを控えている。寄り付きは買いが先行したが、円相場が下げ渋ると売り圧力が増し、日経平均は一時115円安となった。前日に業績予想を上方修正したトヨタ自動車<7203.T>が下落したほか、信用取引の高値期日接近に伴う整理売りも重しとなった。「米国は企業業績モメンタムが強いわけではなく金融緩和の長期化期待をベースにした株高」(野村証券・投資情報部市場戦略課長の品田民治氏)とみられている。東京市場では今後の米金融政策次第で一段のドル安・円高が進むとの警戒感が根強い。

 個別銘柄では、東レ<3402.T>が後場買われた。午後の取引時間中に発表された2013年4-9月期の好業績を評価した。半面、JVCケンウッド<6632.T>は軟調。2014年3月期が55億円の最終赤字に転落する見込みになったことを嫌気した。従来は30億円の黒字を計画(前年は11億円の黒字)していたが、円安で原材料コストが上昇して国内事業が大幅な赤字となった。

 東証1部騰落数は、値上がり463銘柄に対し、値下がりが1186銘柄、変わらずが107銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      14228.44 -108.87

寄り付き    14355.56

安値/高値   14222.03─14371.56

TOPIX<.TOPX>

終値       1184.73 -7.43

寄り付き     1193.41

安値/高値    1183.98─1193.48

東証出来高(万株) 225409

東証売買代金(億円) 16951.29

(河口浩一)

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