市場経済ニュース

きょうの業績修正ピックアップ (1日)

★東証2部上場のフジマック(5965)は2013年第2四半期累計(4~9月)経常利益予想を従来の5.2億円から8.3億円へ上方修正した。同社は総合厨房設備機器メーカー。外食やホテルなどの大型設備に強みを持つ。

 利益計画の見直しは主に「従前の予測を超えて7~9月期にプロジェクト案件の売り上げや製品売り上げがともに増加した」ため。これまでの減益予想から一転、増益になったもようだ。

 1日終値は737円。株価は9月に662円まで売られたが、その後は52週移動平均線が下値支持として機能し、戻り歩調をたどっている。

 修正前の東洋経済の14年3月期通期予想1株当たり利益(EPS、129.7円)をもとにはじいた株価収益率(PER)は5倍台。上半期の業績上振れに伴い、PERは一段と低下する公算が大きい。株価純資産倍率(PBR)も0.4倍以下と割安。下値不安は乏しく、目先は7月高値908円前後までの戻り余地もありそう。

クボタ(6326)は13年第2四半期累計(4~9月)最終利益見通し(米国SEC基準)を従来の500億円から670億円へ引き上げた。同社は農業機械、鋳鉄管で国内トップのメーカーで、海外にも積極展開している。

 上振れの理由は「為替相場が想定よりも円安で推移したことや、農業機械が国内外の市場で大幅に伸長したこと」。「会社四季報」の従来予想535億円も上回って着地したもようだ。

 1日終値は1436円。週足チャートで見ると、株価は「三角保ち合い」の様相を呈する。修正を受けた東洋経済の14年3月期通期予想EPS(84.4円)をもとにはじいたPERは約17倍。やや割安感には欠けるが、主力好業績株物色の流れに乗るシナリオも十分考えられる。保ち合い上放れならば、まずは7月高値1679円が視野に入りそう。

★ベアリングのミネベア(6479)は今14年3月期通期経常利益予想を従来の167億円から245億円へ増額修正した。同社は極小ベアリングで6割の世界シェアを有し、航空機向け部品も拡大中だ。

 今回の上方修正は、上半期(4~9月)に主力製品のボールベアリングの需要が自動車、情報関連機器向けに好調だったことなどが主な要因。23日の第2四半期累計(同)経常利益予想増額修正後の通期経常益コンセンサス見通しは210億円だったが、今回の修正ではこれを大きく上回る見込みだ。

 1日終値は528円。株価は12年3月から約1年にわたって続いた200~300円台での保ち合いを13年5月に上放れして以降、右肩上がりで推移する。

 修正後の会社側予想EPSは45.56円。上振れに伴い、予想PERは11倍台まで低下し、割安感が強まる。最近の相場で大幅増額という材料には素直に反応して物色人気が膨らんでいる状況を見ると、1日の下落(前日比14円安)は格好の押し目になる可能性もありそう。10年4月高値593円を上回れば、700円前後が次のフシになるとみられる。

ページトップ