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7月の鉱工業指数、予測に反して生産は前月比1・2%低下

 経済産業省は31日、2012年7月分の鉱工業指数速報を発表した。7月の季節調整済指数は、生産が2カ月ぶりに低下し、前月比1・2%低下。指数水準は91・5となった。しかし、製造工業生産予測調査で、8月は前月比0・1%の上昇、9月は3・3%の低下を予測しており、総括判断は「横ばい傾向にある」と据え置いた。

 

 6月速報時点では、7月の生産については4・5%の上昇、8月は0・6%の低下を見込んでいた。7月の生産が2カ月ぶりに低下したのは、電子部品・デバイス工業や一般機械工業の影響が大きい。デバイス工業については、今年末の生産がプラスになると見ていたが、マイナスに転じ、一般機械も顧客の都合で生産の先延ばしが起きていることが響いた。

 製造工業生産予測調査での9月の低下は、輸送機械工業で大きく、エコカー補助金が終了することが反映されている。

 なお、7月分速報で、出荷は前月比3・6%低下の90・8、在庫は同2・8%低下の110・5、在庫率は同3・8%低下の128・3となっている。

(山田徹也 =東洋経済オンライン)

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