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【株式・大引け】地政学的リスク浮上を嫌気、33業種下落と全面安で3日続落

 12日の東京株式市場は、大引けにかけて下げ幅を拡大、日経平均は前日比255円58銭安の1万7162円55銭、TOPIXは同27.29ポイント安の1742.89と3日続落で終了した。  本日の市場は、欧米株が下落したうえ、イランのウラン濃縮に成功との声明を受けて米国の原油先物価格が一時69ドル台まで上昇したことで地政学的リスクが再浮上。このところの株価上昇で過熱感がでていたこと、銀行、不動産など内需主力株に高値警戒感がでていたこともあって、利益確定売りや先物を使った売り仕掛け的な動きが終始優勢となった。業種的には、証券、電機製品、小売業などが大きく下落、前場高かった医薬品、卸売業、ゴム製品も後場になると値を消し33業種すべてが下落した。なお、東証1部の出来高は概算19億5589万株、売買代金は2兆5076億円と活況相場の目安となる20億株、2兆円をほぼキープした。  市場では、「4月に入って売買高は3月と比べて1割増、売買代金は2割増と市場エネルギーは増加している。国内のファンダメンタルズは依然として良好。上昇相場での当然の一服」(市場関係者)という見方が大勢を占めている。

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