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【株式・大引け】利益確定売りをこなして2日ぶり反騰

 21日の東京株式市場は、後場になって利益確定の売りに押される場面もあったが、大引けにかけて切り返した。日経平均株価の終値は1万7403円96銭で前日比86円43銭高、TOPIX終値は1756.40で前日比8.54ポイント高となった。4月オプションのSQ値である1万7389円を終値で超えたことで、「来週以降の相場が高くなる可能性が出てきた」と指摘する市場関係者も多かった。ただし、上昇したのは主力大型株が主体で、ジャスダック指数、マザーズ指数ともに大幅安となっている。このため来週、個人投資家の回転が効いてくるか不安視する声も聞かれた。東証1部の出来高は17億5541万株、売買代金は2兆9212億円で相場のエネルギーは細っていない。東証1部の上昇銘柄数は883、下落は702、33業種のうち上昇は輸送、保険、食品、医薬品などの16、下落は鉱業、証券、鉄鋼など17となった。  来週はゴールデンウイーク前ではあるが、3月期企業の決算発表が相次ぐほか、28日金曜日には3月の消費者物価、3月の雇用統計、3月の鉱工業生産、日銀福井総裁定例会見など注目材料が目白押しだ。電機、自動車などの大手企業が好決算を発表すると、来週も出来高を伴って上昇する局面も出てきそうだ。

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