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【株式・前引け】NY下落、円高などで400円超の下げ。4日続落

 日経平均株価前場の終値は1万6451円05銭(411円09円安)と4日連続で続落した。TOPIXも1676.59ポイント(34.72ポイント安)と4日安。インフレ懸念による将来の利上げに含みを残したと見られことで前日のNYダウが下落。ナイジェリアの内戦激化が伝えられNY原油先物価格も73.32?jと上昇。金価格も3日続伸、銅、ニッケル、亜鉛も最高値をつけた。そうした点を市場は嫌気した。「5月は米国債の配当時期にあたり、ドル売り、円買いが出やすい」(大手証券)こともあり円高が進展。寄り付き前の外国証券経由売買動向も1820万株の大幅な売り越しになった。東証1部の出来高は10億2437万株、売買代金は1兆5651億円だった。  業種別では食料品(+8.23%)、鉱業(+5.53%)以外全ての業種で下落、精密、輸送用機器、ゴム、電機などが大きく下げた。個別銘柄では株式分割、7期連続最高益が発表されたキヤノンが買いを集めた。来年7月の純粋持ち株会社化を発表したキリン、TOBが宣言されたキリンビバも人気化。増税を上回る値上げが伝えられたJTも見直し買いが入った。一方、NEC、古河電工、JR東日本、ソフトバンクは不冴え。  2月20日の安値(1万5437円)から4月7日高値(1万7563円)まで7週間で2126円上げたが折り返すと、5月29日が安値に当たる計算。「5月19日の決算のピークを過ぎないと不透明感は払拭できないかも。29日あたりはいいところ」(大手証券)との声も聞かれた。

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