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【株式・大引け】先物主導で反落。アジア株軟調受け下げ加速

 25日の東京株式市場は反落。終値は日経平均株価が前日比213円45銭安の1万5693円75銭、TOPIXは21.3ポイント安の1584.71ポイントで引けた。前日の米国市場はNYダウ・ナスダックとも3日ぶりに反発したが、シカゴ日経平均225先物が24日の大証の日経平均225先物終値に対し90円安で終わったことから、東京市場でも先物が下げを主導する形で現物株も下落。後場になると香港、インドなどアジア株式市場が軟調で寄り付いたこともあり、下げを加速した。ただ「まだ23日の安値1万5599円まで下がる状況ではない」(市場関係者)との見方もある。  東証1部の出来高は概算16億9001万株、売買代金は2兆4578億円と、いずれも前日を下回った。  東証業種別株価指数では33業種のうち値上がりは水産農林・空運・他金融など5業種。値下がりは鉱業・証券・保険など28業種に上った。家庭紙の値上げを表明した日本製紙グループ本社が主導して前場は値上がりした紙パルプは後場急落。ディフェンシブ銘柄として同じく前場に値上がりした医薬品も後場は下げに転じた。  個別銘柄では、インドネシアでの鳥インフルエンザによる死者発生を受け、抗ウイルス不織布開発を昨年12月に発表したダイワボウが出来高2位となり、一時42円高の587円を付けるも、終値は1円安。村上ファンドが5%取得した東京美装興業は一時100円ストップ高の933円を付け、終値も58円高の891円。一方、証券会社2社が投資判断を引き下げたスクウェア・エニックスは250円安、24日に大幅減益決算を発表したユニデンも273円安と大きく値下がりした。

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