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【株式・大引け】主力株中心にほぼ全面高、1万6000円に接近

 東京株式市場は大引けにかけて上げ幅を拡大した。日経平均株価は前日比277円01銭高の1万5970円76銭と高値引け、TOPIXも29.07ポイント高の1613.78と大幅に上昇した。一方、日経ジャスダック指数は7.93ポイント安で引けた。また、東証1部の出来高概算は16億4656万株と低水準、売買代金は2兆3563億円だったことからも、売られすぎと見られた主力株に買いが集まったことがわかる。東証1部の値上がり銘柄数は1283、値下がりは320、変わらずが86。業種別では33業種すべてが上昇。鉱業、鉄鋼、陸運、その他製品、非鉄などの値上がり率が大きかった。  米国株に下げ止まりの兆しが見え、新興国市場、商品市況の下落もとりあえず落ち着いたため、市場に押し目買いの機運が高まったと見られる。29日は米国株式市場がメモリアルデーで休場することもあって、外国人投資家の動きは積極的ではないが、「国内の機関投資家が下値を買っている」(大手証券)。来週も外国人投資家が本格的に買ってくることは期待しにくいが、「月末に投信の設定も予定されており、下値は底堅いのではないか」(市場関係者)との見方もある。来週の注目材料としては、30日に発表される4月の鉱工業生産指数が挙げられる。この指数が市場予想を上回れば、株式市場も上値追いの動きが活発になる可能性がある。

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