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【株式・大引け】下げ止まらず1万5500円を割り込む

 東京市場は後場も地合いが悪く、日経平均は前引け比小幅安で始まった。途中ポツポツと買い戻しが入るものの上値を追うには至らず、心理的なメドだった1万5500円を割り込み、終値は前日比392円12銭安の1万5467円33銭と大幅安の3日続落で引けた。終値で1万5500円を下回ったのは2月20日以来。TOPIXも32.82ポイント安の1579.94で引けた。  日米を始め世界的な金融引き締めの動きがリスクマネーを収縮させている。それとヘッジファンドの決算期が重なり、地合いの悪さが続いている格好。企業業績などファンダメンタルズは良いため、信用買いをしている個人は損切りしようにも損切りできず、我慢比べになっているようだ。東証1部の騰落銘柄数は値上がり212、値下がり1445、変わらず38でほぼ全面安商状だが、買い残が膨らんでいる銘柄は特に値下がり幅が大きく、逆に第一三共、日本水産など売り残が勝る銘柄は値上がりしている。  ただ、東証1部の出来高概算は19億4610万株、売買代金は2兆6019億円と、全面安とはいえ市場のエネルギー自体は大きくなってきている。目先値下がりしても、買い残の整理が進むのは今後にとってプラスだろう。当面の下値メドは2月20日終値の1万5437円で、これを割るとテクニカル指標的には1万5311円が次の節目となる。明日から6月だが、9日にメジャーSQを控えているため、短期では先物の動きに現物が振り回される恐れがあるので注意したい。

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