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【株式・大引け】2日続伸ながら、上値重く方向感に欠ける

 15日の東京株式市場後場は、前場引値近辺で寄り付いた後にやや上げ幅を拡大する場面があったものの、それ以上の買い材料には乏しく、戻り売りに押される形で前引け水準でのもみ合いが続いた。日経平均株価の大引けは前日比155円44銭高の1万4470円76銭と前引け(1万4482円)とほぼ同水準。TOPIXは19.84ポイント高の1485.98とともに2日続伸で終わった。東証1部の出来高は17億3233万株と再び20億株台を割ったが、売買代金は2兆3617億円と2兆円台を保った。  後場寄り前の成り行き注文は売りが1100万株、買いが1190万株で90万株の買い越し、一方昼の立ち会い外の現物株バスケット取引は「売り決め優勢」が伝えられたが、ともに相場にさしたる影響はなかった。また、注目されたアジア各国の株式市場も軒並み高とはなったが、これも市場には特に材料とはされなかった。結局、米国株の反発、16日ぶりの外国証券の買い越しなどから買い安心感が広がり、買い戻しの動きは出たものの、そこから積極的に買い上がる動きにはつながらず、前引け近辺でもみ合ったまま、方向感の定まらない動きが続いた。とりあえず、52週移動平均線(1万4433円)は維持できたが、6月7、8日にできた窓埋めに向かうまでの勢いはなく、今日も13日に614円下げた後の反動にとどまっている。  銀行、証券が上げ、精密も買われた。一方、薬価下げ報道を嫌気されて薬品株は軒並み下げた。

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