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【株式・前引け】米利上げ継続観測後退をひとまず好感し、大幅続伸

 30日の東京株式市場前場は大幅続伸、日経平均株価は308円08銭高の1万5429円23銭で午前の取引を終えた。東証1部の出来高は概算で7億8635万株、売買代金は1兆1470億円だった。TOPIXも1574.66と26.91ポイント高だった。  29日に米連邦準備理事会(FRB)が0.25%の追加利上げを決めたものの、FOMC(公開市場委員会)後の声明が8月以降の利上げ継続を確信させるような過度な表現でなかったことなどから、利上げ打ち止め期待が広がり、買い安心感が出た。寄りつき前の外国系証券13社の注文も買い3360万株、売り2850万株と510万株の買い越し。買い越しはこれで2営業日連続となった。東証1部では値上がり銘柄数が1414にのぼるなど、ほぼ全面高の様相。業種別では、鉱業が4.41%の値上がり率でトップ、ついで非鉄が3.12%上昇した。ただ、来週月曜日には短観(日銀企業短期経済観測調査)の発表を控えており、機関投資家の中には国内景気の動向を見極めたいとの向きも依然多い。前場では10時前に1万5221円をつけたあとは伸び悩んだ。後場が勢いを持続できるかどうかに引き続き注目だ。

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