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【株式・大引け】後場伸び悩んだが、1万5000円台は確保

 25日の東京株式市場後場は、先物が買い先行で高値寄り、現物も一時283円高の1万5078円までつけたが、25日移動平均線の1万5093円に接近すると戻り待ち売りに押されてやや一服。さらには1万4987円まで伸び悩んだが、再び1万5000円台を回復しもみ合い展開。大引けでは前日比210円74銭高の1万5005円24銭とかろうじて、7月13日以来の1万5000円台を確保した。TOPIXも同20.60ポイント高の1534.82と平均株価ともども3日ぶりの反発となった。しかし、東証1部の出来高は14億3187万株、売買代金は1兆8546億円と引き続き低調にとどまった。  期待された昼のバスケット取引は売り買い均衡だったが、前場の大幅反発の地合いを引き継いで始まった。国内景気の着実な回復やデフレ克服傾向への好感、慎重見通しが強まっていた企業業績もこれまでの発表状況から再び期待を持てるという見方の台頭、また、不透明な外部環境もかなり市場には織り込まれてきたという見方などが背景にあった。しかし、利益確定売りに頭を押さえられた。  チャート的には1万5179円が次の目安となるが、「市場エネルギーを伴ってこないと株価を持ち上げる力が発生しない」(大手証券)だけに、これから本格化する企業の四半期決算発表がエネルギー回復の力となるかが注目される。  東証33業種中29業種が値上がりし、ハイテク、自動車、銀行を中心に業績のよい企業や大型株が幅広く買われた。同和鉱業、スタンレー電気、テルモなどの上げが目立つ一方、JALは安値を更新、アイフル、木村化工機などが売られた。

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