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【株式・前引け】109円高ながら、市場エネルギー乏しい

 22日の東京市場前場、日経平均株価が前日比109円61銭高の1万6078円65銭、TOPIXも8.53ポイント高の1632.74で引けた。前日のNYダウ、ナスダックが高値警戒感から6日ぶりに反落したが、前場で「割高な先物を売り、現物に裁定の買いが入った」(市場関係者)。このため、外国証券経由の売買動向が3日連続で売り越しとなったものの、NYへのツレ安相場予想を覆す展開となり、東証業種別株価指数も33業種中、金属、小売り、情報通信を除く30業種で上げ相場を演じた。  市場エネルギーは先週とはうってかわって、今週に入って急速に乏しくなり、前場では東証1部の出来高は概算6億8219万株、売買代金も7752億万円となった。昨日に続いて極めて冴えない商状だ。  5日移動平均線(1万5996円)が下値支持線となり、先高観測を前提に押し目買いが入っており信用買残も大幅に減少しているものの、その一方で、支援材料が乏しく、市場エネルギーも低水準。上値に待ちかまえる戻り売りをこなして、「1万6200円、6300円を突破していくエネルギーが足りない」(市場関係者)と見られている。  売買代金の上位銘柄にソフトバンク、新日鉄、トヨタ、出来高の上位銘柄に新日鉄、紀陽ホールディングス、住金、神戸鋼が並んだ。日経平均株価のプラス寄与はホンダ、キヤノン、信越化学、ファーストリテイリング、トレンドマイクロ。一方、マイナスに寄与したのは、電通、NTTデータ、コナミ、京セラ、住友電工だった。

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