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【株式・大引け】狭いレンジでモミ合い、結局小反落に

 23日の東京株式市場は後場も狭いレンジの動きが続いた。日経平均株価は一時、前日終値を上回る場面もあったが、上値は重く、前日比18円14銭安の1万6163円03銭で引けた。TOPIXの終値は1.49ポイント安の1640.28だった。前場は前日を上回っていた東証1部の出来高、売買代金は、概算でそれぞれ15億9552万株、1兆9055億円と、前日のレベルに届かなかった。東証1部の値下がり銘柄数は874,値上がり銘柄数は677、変わらずが143だった。33業種のうち、下落したのは保険、その他金融、食料品など16業種、上昇は海運、食料品、非鉄などだった。下落業種、上昇業種とも、主力株の動きに左右される展開となった。  このところの急ピッチな上昇で、日経平均は4月高値から6月安値までの下げ幅に対し、約6割戻している。これは「戻り待ちの売りが出やすい水準」(大手証券)だ。一方、安値からの戻りが小幅な2部指数、マザーズ指数、日経ジャスダック平均などは上昇した。外国人投資家の動きがやや積極化していると見られること、個人投資家の信用買い残の整理が進んだことなど、下支え材料はあるが、高値警戒感も強い。当面、日経平均は「1万6000円から1万6200円程度でモミ合う」(市場関係者)との見方もあった。

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