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【株式・大引け】やや下げ渋るも1万6000円割れの続落

 24日午後の東京株式市場は、前場の大幅続落の流れを引き継ぎ、薄商いの中、上値の重い展開に。買い戻しや押し目買いが入って1万6000円近辺まで戻すと、改めて売り直されるという攻防が繰り返され、結局、大引けの日経平均株価は前日終値比202円41銭安の1万5960円62銭。終値ベースでは21日以来3日ぶりに1万6000円を割った。TOPIXは17.25ポイント安の1623.03で取引を終えた。  この日は前日の米国株安を受けて先行き不透明感が浮上。各種のテクニカル指標も高値警戒圏を示していたことから続落して始まり、前場は次第に下げ幅を拡大。裁定買い残が高水準で仕掛け的な売り物が出やすいためか、10時過ぎには先物先行で下げ足を速めた。月末でディーラー筋がそうした動きに機敏に反応しやすかったことも売り圧力を強めた模様だ。米国株安は主要なアジア株相場も下げ、その情報も後場の売りを誘った。  ただ、市場では「M&A期待から、押し目買いが入りやすい環境になっている。従来のように先物先行でズルズル下げることにはならないのでは」(大手証券)との分析も。また、買い手については「欧州市場からオイルダラーやヘッジファンドが転戦してきている」との指摘も聞かれた。  東証1部の出来高は概算14億9071万株、売買代金は1兆8366億円。目安とされる2兆円を4日連続で割り込んでおり、市場エネルギーの動向は、引き続き市場の最大の注目点だ。

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