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【株式・大引け】前場から一転して下げ相場、引けにかけて戻り小反落

 30日の東京株式市場後場は、日経平均株価が続伸だった前場から一転して下げに転じた。一時は下げ幅が100円を超える場面もあったが、その後戻して結局、前日比18円54銭安の1万5872円02銭と小幅反落で引けた。TOPIXも同3.33ポイント安の1612.66ポイントだった。  前日の米国株式市場続伸や原油高の一服を好感して前場では1万6000円に近づいたものの、市場エネルギーの低さ、牽引役の不在で、先物株に売りが出ると現物株が引っ張られる状況となった。ただ、大引けにかけて買い戻しが入り下げ渋る格好になった。東証1部の出来高は概算で14億7219万株、売買代金は1兆9041億円。今年最低となった昨日の出来高、売買代金は上回ったものの、依然として市場エネルギーは低水準だ。33業種中、前日比プラスは原油高一服を好感したゴム、海運、空運など11業種。値下がり銘柄数は946、値上がりは618、変わらずは123。  主役不在の中で目先の注目は個別銘柄となる。原油高一服の影響を受けたブリヂストン、住友ゴムなどのタイヤメーカー。ユーロ高を手がかりに欧州での売上比率の高いパイオニアやスズキ。イオンとの提携報道が出たダイエー関連銘柄などが物色の中心になった。

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