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【株式・大引け】先物、利益確定売りに押され、後場にかけ反落

 13日の東京証券市場の後場は、前場の反発ムードから一転し、売り先行でスタート。先物市場が大口の売り注文をあびて急速に値を下げるのにつられるように後場はほぼ一貫して下降線をたどる展開となった。日経平均の大引けは1万5750円05銭、前日比30円71銭高と、かろうじて前日の水準は上回ったものの、TOPIXは1583.55と、同2.43ポイント安で引けた。米国株高、原油安、為替円高、好業績といった好材料にもかかわらず、「前場寄り付き前の外国証券会社による日本株買いがいま一つ盛り上がらなかったことが心理的な重しとなった」(大手証券会社)うえ、先物に大口の売りが出たことで揺さぶられ、自律反発が続かず、短期資金中心に利益確定売りが優勢になった模様だ。米国に続き、香港、韓国、ムンバイなどのアジア株式市場はいずれも続伸している中、東京市場だけが上昇気流に乗りきれていない。東証マザーズ、JASDAQ、ヘラクレスなどの新興市場も軒並み3日連続のマイナスに終わっている。出来高は、東証1部概算で17億5312万株、同売買代金は2兆2552億円で値ガサ株に売買が集まった形だ  業種別では、主要33業種中、値上がりは14業種と、前場の25から大きく減った。値上がり率のトップは、ガラス・土石。電機、金属、ゴム、医薬品なども上昇した。一方、その他金融、商社などの卸売、非鉄、水産、石油などの資源株を中心に値を下げた。  銘柄別でも、米半導体(SOX)指数好転を材料に、半導体や半導体製造装置の銘柄として、アドバンテスト、東京エレクトロン、TDK、京セラなどが引き続き上昇。その他、好取り組み銘柄として、ホクシン、パルコ、日本写真印刷などが値を上げた。それに対し、クレディセゾン、UFJニコス、OMCカード、アイフル、アコムなどのノンバンクのほか、資源関連の三菱商事、日鉄鉱業などが値を下げた。

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