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【株式・前引け】2日続伸。米国株高や円高一服を好感、再編期待も

 12日午前の東京株式市場は2日続伸。寄り付き前の外国証券経由の注文動向(13社ベース)は売り3430万株に対し買い3330万株で100万株の小幅売り越し(2日連続)だったが、前日の米国株2日続伸や円高一服を好感。日経平均株価は前日終値比93円高で寄り付いた。前日発表されたマルハ・ニチロの経営統合を受けてM&A期待も高まり、水産、食品など再編関連銘柄を軸に上げ幅を拡大。日経平均の前引けは151円87銭高の1万6679円86銭、TOPIXは13.89ポイント高の1641.86で、ともに連騰。東証1部の出来高は概算9億6374万株、売買代金は1兆1639億円だった。  業種別では東証33業種中、26業種が上昇、7業種が下落。マルハ・ニチロの統合発表で水産農林が3.4%上昇したのを始め、銀行、保険、証券、金属などが買われた。一方、鉱業、鉄鋼、石油石炭などが軟調だった。  テクニカル的には、日経平均は10月30日に空けた「窓」(1万6643円91銭~1万6549円71銭)を埋め、一段と足場を固めた格好。一部指標で高値警戒シグナルが出ている反面、「移動平均線との乖離率などから見れば、まだ上昇しておかしくない」(大手証券)との声も。また、朝方は売り越した外国証券だが、「外国人投資家の動向も、買い越す時は非常に大幅だが、売り越しても小幅水準。今日は10月26日高値の1万6811円60銭を抜き、1万7000円を目指す動きかもしれない」(市場筋)など、強気の見方も聞かれた。

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