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【株式・前引け】高値警戒感から3日振り反落だが、小幅

 28日の東京株式市場前場の日経平均は、前日比19円81銭安の1万7203円34銭と3日振り反落で引けた。TOPIXは前日比0.61ポイント高の1677.56とわずかだが3日続伸を保った。  日経平均も寄り付きは前日比76円高のプラススタートだった。要因は、前日の米国株式がNYダウの最高値更新を含む主要3指標そろっての続伸を好感したことと、寄り前の外国証券経由注文状況が200万株と小幅ながら3日振りに買い越しとなったことなど。9時09分には1万7300円台に乗せた。が、市場には高値警戒感が漂っていたことから、利益確定売りの押されて伸び悩み、マイナスに転じた。また、取引開始直前に公表された、11月の鉱工業生産指数が前月比0.7%と市場予測の下限を下回ったことも嫌気された模様だ。東証1部の出来高概算は6億8376万株、売買代金は7851億円とやや低調だった。  業種別では33業種中、19業種が下落でゴム、海運、機械が値下がり率上位。上昇は13業種で銀行、鉄鋼が目立った(空運は変わらず)。個別ではTOBが発表された菱和ライフ、自己株消却のアステラス製薬などが値を飛ばした。  ストキャスティクス、RSI、騰落レシオ(25日移動平均)など指標的には高値警戒水準にあるのは明らか。調整が入っても不思議はないが、ではどこまで押すのか。市場では、景気、企業業績などに悪材料は見当たらないため、そう大きな調整にはならないという見方もある。1万7000円が一つの目安になりそうだ。

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