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【株式・大引け】3日ぶり小反発、市場のエネルギーは高水準維持

 29日の東京株式市場は小幅ながら3日ぶり反発して引けた。日経平均株価は、後場になっても先週末比で11円安になる場面があったが、大引けは1万7470円46銭(先週末比48円53銭高)となった。TOPIXは1733.59ポイント(先週末比5.57ポイント高)で引けた。月末接近と3月期決算会社の第3四半期決算発表を控えた様子見、米国株まちまちなどマイナス材料があったが、円安や外国人投資家の買い意欲継続などプラス材料が勝った形だ。  東証1部の出来高は22億2050万株、売買代金は2兆8559億円。1日当たり平均出来高は1月第3週が20億4700万株、先週に当たる第4週が22億6400万株、同売買代金は第3週が2兆5400億円、第4週が2兆8036億円であったことと比較すると、市場エネルギーは高い水準を維持している。  東証1部の値上がり銘柄数は1013、値下がりは583、変わらずは118だった。東証33業種の中で値上がりした業種は25業種、値下がりは7業種、変わらずは1業種だった。値上がりが目立ったのは、3月期末の配当取り狙いから、電力株がトップで、不動産、卸売り、建設、ゴム、機械、鉱業などが買われた。一方、値下がりはその他金融、銀行、パルプ紙などの業種で目立った。東証1部の出来高上位には新日鉄、三菱重工、住金、石川島、神戸鋼、川重など鉄鋼、機械メーカーが並び、軒並み高く引けた。明日1月30日は重要な経済指標が朝方の寄り付き前に発表される。12月の家計調査、12月の有効求人倍率・失業率、12月の鉱工業生産の動向によっては、もう一段の下落、あるいは反発局面入りすることもありそうだ。

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