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【株式・大引け】後場上げ幅拡大。約6年9カ月ぶりに終値1万8000円台回復

 22日の東京株式市場は、後場、出足は上値がやや上値い重い展開となった。前場は利上げ後の円安傾向継続などから買い安心感が広がり、強い地合いで引けたものの、昼のバスケット取引がやや売り決め優勢だったことや、この日が2月の権利付き最終売買日だったこと、急ピッチの上昇ペースや高水準の裁定買い残への警戒感などから、後場に入ると利益確定売りが徐々に増えた。ただ、活発な商いで売り物を吸収。あえて売り込む動きは限定的で、引けにかけて日経平均株価は一時1万8132円と上げ幅を前日終値比219円高まで拡大した。大引けは195円58銭高の1万8108円79銭と3日ぶりの大幅反発。終値での1万8000円台回復は2000年5月8日以来約6年9カ月ぶり。TOPIXも15.67ポイント高の1802.90で引け、1991年11月15日以来15年3カ月ぶりに1800台に戻した。  東証1部の出来高は概算29億9371万株、売買代金は3兆3768億円。前日の30.5億株には及ばなかったが、ほぼ同水準の活況となった。  東証1部の値上がり銘柄数は1234、値下がり376、変わらず106でほぼ全面高。業種別では東証33業種中、値下がりは原油高や利上げ影響が嫌気された電気ガスなど5業種。後場は前日買われた鉄鋼や銀行にも上げ一服感が漂ったが、代わりに出遅れ感のある証券や原油高を好感の石油石炭、商品市況高を受けた鉱業や非鉄などが積極的に物色された。  市場では、エネルギーが後場も続いたことに安堵感が広がった様子。「外国人投資家が12、1、2月と大幅に買い越している模様で、需給は好調。世界的な株高で主要市場の相場水準が上に移動しており、先高期待は強い」(大手証券)などの声が聞かれた。

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