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【株式・大引け】平均株価4日ぶり反落。先物先導で下げ幅広げる

 27日午後の東京株式市場は先物の先導で下げ幅を拡大。大引けの日経平均株価は前日終値比95円43銭安の1万8119円92銭と4日ぶり反落。TOPIXも5.64ポイント安の1811.33と7日ぶり反落で取引を終えた。  注目された昼休みの立会外バスケット取引は約500億円が成立し、売り買い均衡。ただ、後場寄り前の大口成り行き注文は売り2500万株に対し買い1400万株で、差し引き1100万株の売り越しに。加えて前場と同様、寄り付き直後から先物の大口売りが断続的に入り、もともと高値警戒感から利益確定売りが出やすかった現物の下げを先導した。さらに前日の米国株安を受けた主要アジア市場の軒並み安や円のジリ高傾向、3月9日のメジャーSQを前に高水準の裁定買い残を抱えて先物が攪乱要因になりやすい経験則--なども影響した模様で、日経平均の下げ幅は一時142円まで広がった。  業種別では、前日まで買われ続けた不動産や商社、鉄鋼、証券などに利益確定売りが入り、計21業種が下げた反面、米国の電力会社買収が伝えられた電気ガスや、出遅れ感の強かった薬品、食料品、ゴムなど計12業種が買われた。また、月末接近でディーラー筋を中心に低位材料株が物色されて目立った。  結局27日は上げ一服となったが、東証1部の出来高は概算30億1458万株、売買代金は3兆5613億円と、売り買いは活発。「ここ数日、急ピッチで上がった分、スピード調整は当然で、下がっても一時的」(大手証券)など、市場では依然強気の見方が聞かれた。

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