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【株式・前引け】3営業日続伸。米国株高受け全面高

 休日明け22日午前の東京株式市場は3営業日続伸。20日、21日の米国株が大きく上昇したことを受け、日経平均株価は前営業日比220円42銭高で寄り付いた。その後も強勢で推移し、前引けは292円27銭高の1万7455円47銭。TOPIXも28.03ポイント高の1736.32で午前の取引を終えた。  東証1部概算の出来高は10億8981万株、売買代金は1兆3924億円と高水準を回復。寄り前の外国証券13社ベースの売買注文も、金額ベースでは売り越しだったが、株数ベースでは売り3270万株に対して買い3660万株と8日営業日ぶりとなる390万株の買い越しだった。買い安心感が広がり、市場エネルギーも回復に向かっている。  業種別では東証33業種すべてが上昇。特に鉄鋼は前営業日比3.58%、非鉄も3.01%と大幅上昇。建設、保険、紙パルプも2%を超す値上がり率だった。一方、医薬品、陸運などは小幅高。1部市場の個別銘柄では、出来高上位の新日鉄、日立製作所、住友金属工業、神戸製鋼などが3%以上の大幅上昇。また値上がり率上位には鬼怒川ゴム、富士ソフト、サンケン電気、ペガサスミシン製造、古河電気工業など。一方、値下がり率上位はハピネット、住友大阪セメント、アイネス、クボテック、みらい建設グループなど。  前日の米国市場は、住宅指標が事前予想を上回る水準であったことやFOMCの声明文で金融引き締めに関する表現が削除されたことなどを好感し大幅高だった。サブプライムローン問題に関する懸念は依然残されているものの、米国経済全体への影響は限定的との見方が広がりつつある。前引けの日経平均は大幅高となったが、週末をにらんで後場は利益確定売りも予想される。大引けの焦点は1万7300円台を維持するか。このポイントをクリアすればダブル底確認となり、先高期待が再び高まる展開ともなりそうだ。

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