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【株式・前引け】米国市場の好調に引っ張られ2日続伸

 23日の東京株式市場前場は2日続伸の動きとなっている。日経平均株価は20日終値比で164円89銭高の1万7617円51銭、TOPIXは同11.62ポイント高の1721.69で引けた。前週末の米ダウ工業株30種類平均が3日連続で最高値を更新したことや、ナスダック市場で6年2カ月振りの最高値更新を好感。一時は1万7656円まで上昇したが、その後は1万7600円前半でもみ合う展開となっている。本格的な3月決算発表を前に、市場様子見の投資家が多いためと見られる。東証1部の出来高も概算で8億3555万株、売買代金1兆686億円と盛り上がりに欠ける展開となっている。寄り付き前の外資系証券経由(13社ベース)の注文動向も、売り4240万株に対して買い3670万株と5日連続で売り優勢だった。  東証33業種で値上がりは輸送、ゴム、不動産、医薬品など29業種、値下がりは証券、紙パルプ、水産、精密の4業種となっている。個別銘柄では日立造船やトヨタ、日産自動車、三菱自動車、コマツなどが値を上げ、値下がりはソフトバンク、ヤフー、松井証券など。  21日の日経新聞で新日鐵とJFEホールディングスが過去最高益を更新すると報じられたことで、08年3月期業績予想について企業側の保守的な見通しが見直されるのではないか、との観測が流れていたが「市場エネルギーはそれほど盛り上がっていない」(市場関係者)といった声が聞かれた。

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