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【株式・大引け】反発だが狭いレンジでの動きに終始

 14日、東京株式市場の日経平均株価は前日比で大幅反発とはなったものの、狭いレンジでの神経質な動きに終始した。大引けは前日比109円52銭高の1万7842円29銭。TOPIXは10.72ポイント高の1756.64だった。東証1部の出来高は概算で18億5461万株と20億株割れ、売買代金も2兆4195億円と前日を下回った。  前日の米国株高と円安、そして朝方発表の「非居住者の対内証券投資」で先週が4580億円の買い越しだったことも支援材料となって、102円高と高く寄り付いた。ただ、買いが一巡した後は利益確定売りや戻り待ちの売りに押されて、伸び悩んだ。後場寄りも前引け水準で、高値圏のもみ合いが続いた。結局は60円の値幅での動きで、引値は寄り付きよりも8円高いだけ。今日から明日にかけて開催される日銀金融政策決定会合の行方を見守りたい、という気分が強かったようだ。  業種別では電気ガス、保険、その他金融、不動産、医薬品の5業種以外は上昇した。原油価格高水準を映した石油石炭、旭硝子が安値圏から買い直されたガラスが目立った。値下がり業種は医薬品を除いて金利先高懸念が影響した感じだ。個別では、アデランス、エー・アンド・デイ、カカクコム、日東製網などが値上がり率上位に並んだ。値下がり率トップはピクセラ、2位がグッドウィル。  米国では14日に生産者物価、15日は消費者物価、バーナンキ連銀総裁の講演が控え、日本でも金融政策決定会合とその後の福井日銀総裁の記者会見が予定されている(15日)。そのため、今週いっぱいは動きづらいというのが市場の雰囲気だ。

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