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【株式・前引け】日経平均株価は高値圏でモミ合い、利益確定売りこなし続伸

 29日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は前日終値比156円29銭高の1万8088円56銭で前場の取引を終了した。TOPIXは同16.58ポイント高の1767.70。東証1部の出来高は概算で8億2404万株、売買代金は同1兆2249億円だった。  前日のニューヨーク株式はまちまちだが、底堅い展開だったうえ、為替が対ドルで123円台前半、対ユーロも165円台での落ち着いていたこと、寄りつき前に発表された消費者物価指数(CPI)が市場予想どおりであったことなどから買い先行で始まった。取引開始前の外資系証券経由の売買注文が売り2890万株、買い3350万株と差し引き460万株の買い越し(買い越しは7営業日ぶり)だったことも好感された。その後、高値圏でのモミ合いの展開となったが、戻り売りもあり1万8100円をやや下回る水準で引けた。  東証1部上場の値上がり銘柄数は1075、値下がりは497、変わらずは153。業種別では海運が大幅高のほか、輸送、電気ガス、倉庫運輸、卸売などをはじめ32業種が上昇、下落は食料品のみとほぼ全面高の展開。東証1部の値上がり率上位は、ツカモトコーポ、市田、太平洋海運、近鉄エクスプレスなど。また値下がり率上位では、日本レストランシステム、シルバー精工、グッドウィル・グループ、ドトールコーヒーなど。出来高上位では、いすゞ自動車、新日鉄、住友金属工業、富士興産、商船三井などが上昇。一方、8月1日付で東証2部への指定替えが決定したオリエントコーポレーションは値を下げた。為替が安定していることから、トヨタ自動車やホンダなどの自動車、東芝、ソニーなどの電機など輸出関連銘柄にも買いが入っている。後場も利益確定売りをこなしつつ、1万8100円台を試す展開が予想される。

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