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【株式・大引け】5日続伸だが、前場を上回る薄商いで小幅高

 4日後場の東京株式市場は、前場の地合いを引き継ぎ薄商いで推移、小幅ながら5日続伸となった。日経平均株価は前日比18円82銭高い1万8168円72銭、TOPIXは同0.58ポイント高い1782.44で引けた。東証1部の出来高概算は15億2373万株で年初来の最低水準、売買代金は2兆0947億円だった。  増額期待の企業業績予想を背景に下値は底堅いものの、一段の買い材料には乏しく、上値では利益確定売りも出て、今日1日の高値と安値の値幅はわずか64円。後場に限れば35円強という狭いレンジ内での取引だった。  業種別に見ると、値上がりは不動産、ゴムに加え、任天堂を含むその他製造など20業種。値下がりは石油、銀行、紙パルプなど13業種だった。個別銘柄では、東証1部の値上がり率上位は九州親和ホールディングス、西華産業、エネサーブ、東京産業、小野測器で、原子力発電関連の動きが良かった。値下がり率上位はハルテック、ファーストリテイリング、東洋機械金属、アスクル、エス・サイエンス。  ボーナス月の6月以降、小売りなど消費関連の一部に明るい兆しもあるものの、「住民税増税もあり、内需全体に力強さが出るかどうかが相場回復のカギ」(大手証券)との声があった。米国市場は4日が建国記念日でお休み。3日も半日で終了しており、6日の雇用統計発表までは材料が出にくい一週間で、手控えムードが広がっている。先高期待は依然として強いものの、東京市場に買いエネルギーが戻ってくるかどうか見極める材料も乏しい中では、相場の“梅雨明け”は当分先になりそうだ。

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