市場経済ニュース

【株式・前引け】米株高、円安受け日経平均は24円高

 3日前場の東京株式市場は、米国株高、円安などを受けて日経平均株価が一時100円を超す上げ幅となったが、引けにかけ伸び悩み、前日終値に比べて24円56銭高の1万7008円67銭で引けた。TOPIXは同3.54ポイント高の1672.87だった。  上げの最大の要因は前日の米国株の上昇。米国市場は引続き信用リスク収縮懸念が強く軟調だったが、最後は買戻しや押し目買いも入り堅調、NYダウ平均は大幅高となった。積極的な買い手に乏しいものの、個別企業の決算は比較的好調で、値ごろ感から買いも入った。これを受けた東京市場の寄り付き前の外国証券13社ベースの売買注文は、差し引き750万株の売り越しながら金額ベースでは買い越し。東証1部の出来高は概算で9億0249万株、同売買代金は1兆4092億円と薄商いだった。  東証33業種別では、値上がり、値下がりがほぼ均衡、値上がりが17業種、値下がりが16業種だった。不動産、卸売り、保険の内需関連が上げ、パルプ・紙、石油石炭、食料品は下げた。  個別銘柄では、円安、米国株高を受けトヨタ、ホンダが買い先行、みずほFGなど金融株は信用の整理が進み、マクドナルドは小幅続伸。コマツはロシアでの生産のニュースをてこに買い先行、NTTは8日ぶりの反発。 一方、ファーストリテイリングは売り込まれ、アサヒビールも反落。森精機、岡村製作所も反落した。  市場では「日経平均で1万7000円をしっかりと保ち、水曜日の高値である1万7100円台を抜けるようであれば底入れ感も強まって来る」という声も聞かれたが、上げ材料に乏しいのも事実である。

ページトップ