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【株式・大引け】3日続伸も材料乏しく、高値圏でのモミ合いに

 25日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末比295円59銭高の1万5552円59銭、TOPIXは26.83ポイント高の1496.03と3営業日続伸で引けた。  前日の米国株市場の好調や円安傾向が好感されて、日経平均は大幅続伸でスタートしたものの、材料に乏しく、高値圏でのモミ合いが続いて前場は1万5529円43銭で引けた。注目された昼のバスケット取引は、248億円の成立で売り買い均衡。また、アジア市場の多くがクリスマスで休場しており、手がかり不足となっている。このため、後場は前場より10円高でスタートしたものの、先物の売りに押されて1万5500円台を割り込む局面も見られた。その後、割安感もあって買い戻しが入ったが上値は重く、高値圏でのモミ合いに終始した。東証1部の出来高概算は14億1785万株、売買代金は1兆6341億円と極端な薄商いだった。  東証33業種のうち、値上がりしたのは31業種で、海運株が全面高となり、鉄鋼株も出来高、売買代金ともに活発だった。不動産や銀行なども伸長した。一方で、水産と電気・ガスの2業種が値下がりした。個別銘柄では、フルキャストがグッドウィルの事業停止問題を受けて、代替需要の思惑が高まりストップ高となった。一方で、業績下方修正を発表したメルシャンが売られている。  日経平均株価は20日以降、上昇が続いている。これは「閑散に売りなし」という株式市場の格言に加え、小口買いでも上がりやすい、という市場環境が影響しているようだ。過去のパターンからも年末はジリジリと上昇する傾向が強く「戻り歩調を継続する可能性が高い」(市場関係者)という声も聞かれ始めた。

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