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【株式・大引け】後場は一転して上昇し2日続伸

 18日の東京株式市場は、割安感から前場と一転して買い優勢となり、大引けでは2日続伸だった。日経平均株価は前日比77円84銭高の1万3861円29銭、TOPIXは同11.06ポイント高い1341.50で引けた。東証1部の出来高概算は27億2660万株、売買代金は3兆1898億円だった。  前場は1万3400円を割り込む大幅安だったが、テクニカル指標面からの割安感が急速に高まり、昼のバスケット取引は買い決め優勢に転じた。後場は先物市場へ大口の買いが断続的に入った。為替相場も円高進行が一服し、シカゴの24時間取引でナスダック100種先物が反転したこともあり、買い安心から幅広い銘柄へ押し目買いや買い戻しが入り、一時は100円を超える上昇となるなど、前場とは様変わりした。  業種別にも、全面安だった前場と一転。5%超上昇の不動産を筆頭に、鉄鋼、機械など25業種が上昇。値下がりは古紙偽装の紙・パルプや、保険など計8業種だった。市場では「終値ベースでは心理的な下値抵抗線である1万3500円近辺を割りこまず、マーケット心理に変化が出てきた。一本調子の下げからは脱却できそう」(大手証券)と期待する声があった。  来週は米国でブッシュ大統領の一般教書演説があり、それに先駆けて思い切った景気刺激策が出てくることが予想されている。国内では週明け21、22日に日銀政策決定会合があるが、現状維持の公算が大。むしろ日米で本格化する大手企業の四半期決算に注目が集まりそうだ。

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