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【株式・大引け】大引け間際に売りに押され、4営業日ぶり小反落

 24日の東京株式市場は、4営業日振りの小反落で引けた。日経平均株価は後場に入ってから上げ幅を拡大したものの、大引け間際に売りが膨らんで急速に伸び悩み、前週末比2円48銭安の1万2480円09銭となった。ただ、TOPIXは同4.11ポイント高の1224.15と4日続伸となった。  前場は小幅続伸で引けた。アジア市場が上海以外は総じてしっかりだったことや、昼のバスケット取引が423億7300万円成立の売り買い均衡だったこともあり、後場に入ってからも日経平均株価はじりじりと上昇を続けた。為替が円安ドル高で推移していることも好感されて、13時15分には1万2582円46銭まで上げた。しかし、東証1部の出来高概算が16億0768万株、売買代金が1兆7828億円という薄商いが続く中、大引け間際に戻り売りが膨らんだことから急速に伸び悩み、結局は小反落で取引を終えた。  東証33業種別に見ると、上昇したのは19業種で、その他製品や鉄鋼、輸送用機器などが大きく伸長した。また、米国の景気に対する懸念が薄れたことを受け、銀行にも買い戻しが入った。保険や食料品、水産など14業種が下落した。  個別銘柄では、北越製紙や大王製紙の製紙関連が、再値上げするという憶測が飛び交い、軒並み上昇する一方で、業績下方修正を発表した日本航空電子や日本水産などが大きく下げた。  日経平均株価は「底を打った可能性が高く、テクニカル的にも一度は反発する可能性が高い」(市場関係者)という見方も出てきている。しかし、薄商いが続いており、今後も大口の売りや為替に振り回される展開が続きそうだ。

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