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【株式・大引け】3日ぶり反発の日経平均大幅高、「お化粧買い」が下支え

 28日の東京株式市場は3日ぶりに反発。日経平均株価は前日比215円89銭高の1万2820円47銭と大幅高で引けた。TOPIXも同17.37ポイント高の1243.81で取引を終了。ただ、東証1部の出来高は概算で18億0129万株、売買代金は2兆0519億円と相変わらずの低水準だった。  小幅安で前引けした後、昼のバスケット取引は売り買い均衡だったが、後場の寄り付きは買い先行で始まった。先物に断続的に大口の買い物が入り現物の買いを誘ったほか、3月決算期末を控えた機関投資家などによる「お化粧買い」が相場を押し上げ、日経平均は一時、上げ幅を280円近くにまで拡大させた。アジア株式が軒並み堅調だったことに加え、外国為替市場でドルが99円台後半と比較的底堅く推移したことも相場を下支えしたようだ。  東証33業種では、30業種が上昇。不動産、パルプ紙、鉱業などの上昇が目立った。大手商社が軒並み上げた卸売も堅調。マイナスだったのは水産農林、石油石炭、陸運の3業種。個別銘柄では、前日に東急電鉄による完全子会社化が発表された東急ストア、古河電池が上昇。京セラやTDKなど値がさのハイテク株にも買い戻しが入った。KDDIやファナックも上げた。一方、東京急行、パソナ、前日に下方修正した岡村製作所が下落。クレディセゾンや花王、明治乳業も安かった。  日経平均は「足元過熱感も出てきた」(市場関係者)こともあって、週明け以降は為替の動向や鉱工業生産(3月31日)、日銀短観(日銀短観)、米国の供給管理協会(ISM)製造業景況指数(4月1日)、雇用統計(4月4日)などの主要経済指標をにらみながら、「底堅いながらももみ合いの展開になりそう」(同)だ。

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