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【株式・前引け】米国株高に牽引されて2日続伸、今期好業績銘柄に買いの手も

 13日、東京株式市場前場は、日経平均株価が前日比88円49銭高の1万3831円85銭と上昇した。9時22分に8円安と小安くなる場面もあったが、前引けにかけて買われた。TOPIXは同9.22ポイント高の1352.01となった。  続伸した理由は、前日の米国株式市場でNYダウ平均株価が130.43ドル高と大きく上げたことと、シカゴ市場の日経平均先物が1万3865円と大証終値から105円高で帰ってきた事などが上げられる。それにつれて朝方の外国系証券経由の売買注文は、買いが1750万株、売りが1540万株で2日ぶり買い越しに転じた。また、前日1ドル102円台まで円高が進んだ為替が103円台後半に落ち着いたことも買い安心感を誘ったようだ。  東証33業種のうち、値上がりは25業種、値下がりは8業種。精密が2%を超える上昇になったほか、医薬品、非鉄、機会、電機、情報通信、小売、証券が1%超の上昇となった。一方、原油先物価格WTIの反落を受けて石油石炭、ゴムなどが売られた。個別では、前日に決算を発表した銘柄に大きく上下するものが目立った。09年3月期増益見通しを発表したSANKYO、日本トリム、日本配合飼料、ケーズホールディングス、富士通などが値上がり率上位に並んだ一方、09年3月期減益見通しを発表した日本光電、カーバイド、丸井などが売られた。値上がり銘柄数は786、値下がりは748でほぼ拮抗している。  東証1部の出来高は概算で8億4403万株、売買代金は1兆0145億円で低調だった前日よりは増加した。ただし、中国四川省で起きた大地震の日本企業に与える影響を見極めたいという機運が強いことから、後場は前日休場だったハンセン指数などアジア株の動きに影響を受けやすい展開が予想される。また、日経平均1万4000円のコールオプションが増加していることも、上値の重しとなる懸念がある。

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