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【株式・前引け】NYダウ安、原油高受けて3日ぶり小反落

 14日前場の東京株式市場は、3日ぶりに小幅反落した。日経平均株価は前日終値に比べて2円20銭安の1万3951円53銭、TOPIXは同1.84ポイント安の1358.21だった。為替相場は円安となったものの、前日の米国株市場でNYダウが反落したことや、原油価格が高騰し史上最高値を更新したことなどが響いた。東証1部概算の出来高は9億4326万株、売買代金は1兆1946億円で、前日前場よりも増加している。  日経平均は8円高で寄り付いた後、9時25分には39円高まで買われ1万4000円に迫ったが、その後は軟調となり、10時02分には42円安まで下落。徐々に戻して再びプラスになる場面もあったが、結局、小幅安で引けている。東証1部の値上がり銘柄数は1091で、値下がり銘柄数の492を大きく上回ったが、小型株の上昇が目立つ一方で、銀行や保険など内需の主力大型株などが下落したことが、指数を押し下げた。  前日の米国株市場はまちまち。ナスダックは6.63ポイント高の2495.12だったが、NYダウは44.13ドル安の1万2832.18ドルと反落。これを受けて、寄り付き前の外国証券経由の売買注文(13社ベース)は売り2300万株、買い2150万株と150万株の売り越しだった。  東証33業種では、11業種が下落。保険の下落率が3%を超えたほか、銀行、証券も2%を超える下げだった。一方、上昇は22業種に及び、情報通信、鉄鋼、海運、不動産などの上げが目立った。個別では、大手銀行株や保険株が軒並み下落。このほか、パイオニア、堀場製作所、東京エレクトロン、アサヒビールなどが下げた。一方、富士機工、リンテック、JMSなどの小型株や、アステラス、第一三共の薬品株が値上がりした。  日経平均は、昨日までの2日間で約300円上昇。その反動に加え、本日引け後にソニーなどの決算発表が控え、明日15日には決算発表のピークを迎える。また今週後半に日米とも重要な経済指標の発表も控えていることなどから、なお見送り気分は強い。

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