市場経済ニュース

【株式・大引け】米国株安で大幅安、戻り歩調に冷や水

 5月21日の東京株式市場は米国株安や円高を嫌気して続落。日経平均株価は1万3926円30銭と前日終値に比べて233円79銭安。TOPIXも同29.75ポイント安の1370.09で終了した。  前場は、前日のNYダウが199ドル安の1万3000ドル割れとなったことを受けて大幅な下げとなったが、後場になっても安値引けした前場の流れは変わらず。先物に大口の売り物が出たうえ、アジア各国市場も軒並み安となって地合いを悪化させた。キヤノン、トヨタ自動車、ホンダなど大型株主導で下げ、日経平均株価は一時は300円越える下げを演じる場面もあった。  外国人買いによる需給改善に支えられていた戻り相場だったが、今日は一転して外国証券経由の売買も売り越しとなって売り材料となった。原油先物価格(WTI)は1バーレル130ドルに接近するなど過去最高値を更新、大幅高となっており、米国の景気回復の重石としてムードを悪くした。原油高の影響を直接受ける電力株は軒並み安値更新となった。  業種別では、東証33業種中、30業種が下げるほぼ全面安。特に電機、輸送機器(自動車)など主力輸出株のほか、海運、銀行、不動産など内需関連の下げがきつかった。  東証1部の出来高は概算で23億6486万株、1買代金は2兆5811億円。出来高上位は、三菱重工、新日鉄、住金、三菱自動車、三菱UFJとなっている。  日経平均は3月17日に1万1787円の安値後、5月19日には1万4269円まで2482円上昇と戻り歩調にあった。昨年7月高値から今年3月の底値まで6474円下げ、ちょうど38.3%戻してきた格好だが、本日の下げはチャート的には窓をあけた大隠線となる。市場では、下値を警戒感する向きもでていた。

ページトップ