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【株式・大引け】月末相場で様子見気分強まる中、小幅続伸

 31日の東京株式市場は大引けにかけて買い戻しの動きが強まり小幅続伸。日経平均株価は前日終値比で9円02銭高の1万3376円81銭、TOPIXも0.63ポイント高の1303.62で引けた。  日経平均は、主力企業の4~6月期決算発表を控えて様子見気分が高まっていることや、為替が1ドル107円台と円高ドル安基調を強めたことから、後場寄り直後に111円安の1万3256円の安値をつけた。ただ、その後、買い戻しの動きが出てじりじりと戻した。「7月末のため投資信託や年金による”お化粧買い”が期待が強い」(大手証券)との声も聞かれた。東証1部の出来高は概算で20億8018万株と6日ぶりに20億株乗せ、売買代金も2兆4737億円と前日に続き2兆円に達し、市場エネルギーはそこそこの盛り上がりを見せた。  東証33業種別の動向を見ると、値上がりは電力ガス、鉱業、食料品、医薬品、石油石炭など19業種、値下がりは任天堂のストップ安が響いたその他製品を筆頭に、輸送機器、機械、海運、証券など14業種。個別銘柄では、任天堂は昨日発表の4~6月期決算が絶好調だったものの通期予想を据え置いたことから失望売りを浴びた。4~6月期決算が悪かった日本調剤、フォスター電機、伊藤忠テクノソリューションズもストップ安。一方、4~6月期の進捗率が想定を上回った日本曹達や、通期予想を増額修正した東洋鋼鈑がストップ高となるなど、業績動向に神経質に反応する動きが強まっている。  明日8月1日は名実ともに8月相場入りだが、4~6月期の決算発表が続いており、個別銘柄の業績動向に一喜一憂する展開が続きそうだ。

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