市場経済ニュース

【株式・大引け】日経平均、TOPIXとも後場に上げ幅拡大、大幅反発

 6日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比340円23銭高の1万3254円89銭、TOPIXも同29.56ポイント高の1277.27と、4日ぶりの大反発となった。東証1部の出来高概算は22億7438万株、売買代金は同2兆4478億円と、大商いとはいえないまでも、後場にかけて市場のエネルギーは膨らんだ。  前場は前日の米国株式市場の4日ぶりの反発、寄り付き前の外資系証券13社ベースの売買注文動向が9営業ぶりに買い越しとなったことなどを手がかりに反発。注目された昼のバスケット取引も544億円成立し買い決め優勢となり、前場の勢いを後押しした。後場寄りは前引けをやや上回り、その後一度は押される動きもあったがすぐに戻し、一時は前日比380円高をつける急伸を見せた。アジア市場も上海、台湾、インド、韓国と軒並み好調(香港は強風で休場)で、東京市場もその勢いに乗り高値圏で大引けを迎えた。  前日の米国市場の反発の一因に上げられるのが、政策金利据え置きを決めたFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文だ。インフレリスクと景気下振れリスクを同時に言及したことから、市場では「年内の金利据え置き表明」ととらえられ、ドル高基調の継続が見込まれると評価されている。  東証33業種別では、下落は医薬、陸運、電気ガスの3業種のみ。上昇率上位につけたのは原油先物の大幅安を好感されたゴムに加え、ガラス、証券など。  明日以降もこの勢いが持続できるかに注目が集まるが、「商品市場から株式市場に再び資金が戻ってきている」(大手証券)ことに加えて、直近高値から一時大きく下げ、目下、自立反発気運が高まっているなど、株価の反発が続くことを期待する声ができそうだ。

ページトップ