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【株式・前引け】米国株高でもエネルギーに乏しく日経平均は小幅続落

 26日の東京株式市場の前場は、日経平均株価が前日比23円19銭安の1万1983円34銭と小幅続落した。ただ、TOPIXは同0.86ポイント高の1154.81で引けた。  本日朝方の外国証券経由売買動向は、12社ベースで売り注文3650万株、買い注文2510万株、差し引き1140万株と3営業日連続の売り越し。寄り付き前の主な成り行き注文では、米モルガン・スタンレーの第三者割当増資を引き受ける三菱UFJが売り103万株、買い213万株と差し引き110万株の買い超。閉鎖予定の三越・池袋店の譲受に意欲を示したヤマダ電機、PBR1倍付近のソニーも人気を集めた。前日に業績下方修正をしたCSKホールディングス、凸版印刷は売り超だった。  前日の米国株式市場が、金融安定化法案の早期成立期待からNYダウ平均が大幅高、ナスダックも2日連続高となり、日経平均は前日比19円高くスタート。一時76円高まで買われたが、26日が月末接近の週末に当たるほか、ドル安円高が進行が重しになった。また、翌週に重要経済指標の発表も控えているとあって、推進力に乏しく、9時45分には74円安にまで突っ込んだ。その後は市場エネルギーに乏しく値動きの重い展開となった。東証1部の出来高は概算で7億6926万株、売買代金は8526億円。  東証33業種で見ると、値上がりは16業種、値下がりは17業種。鉱業、医薬品、輸送用機器、情報通信が大きく伸びた一方、鉄鋼、非鉄、精密、その他製品、海運、卸売りが大きな落ち込み。特に海運は前日にBDI(バルチック海運指数)が年初来安値をつけたことが嫌気されている模様だ。  東証1部の値上がりは399銘柄、値下がりは1223銘柄、変わらずが77銘柄。従来の増益予想から一転赤字転落に修正したCSK、最終増益予想を3割減益に下方修正した凸版印刷、黒字計画を一転赤字に修正した有楽土地が安い。GSユアサも売られている。上昇は自社株買いを発表した武田薬品工業、携帯電話への音楽ダウンロードで新方式を発表したKDDIのほか、電通、ホンダ、トヨタ、SONY、ヤマダ電機。TOB関連のモリテックス、第三者増資を発表した旭テックも人気。

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