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【株式・前引け】世界的な景気後退懸念強く400円近い下げ、下値不安続く

 6日の東京株式市場、前場は3営業日続落。日経平均株価は1万0544円33銭と前日比393円81銭の大幅安で引けた。TOPIXは同42.44ポイント安の1005.53だった。  朝方の外国証券経由売買動向は、12社ベースで売り注文3530万株、買い注文3320万株、差し引き210万株の売り越し。前週末に米国の金融安定化法案が成立したが、世界的な景気後退懸念が強く、企業業績に先行き不透明感が強いことから、日経平均は1万0817円27銭と前週末の年初来安値をいきなり更新してスタート。そこから一気に1万0600円近くまで突っ込んだ。いったん下げ渋ったものの回復力に弱く再び下げに転じると一時1万0538円33銭まで下げた。  東証1部出来高は、概算で10億3799万株、売買代金は9445億円と市場エネルギーにも乏しい。  業種別では33業種全てが下げたが、特に精密、その他製品、輸送用機器、不動産、電機、鉄鋼、海運の下げが大きい。下げが軽微だったのは、医薬品、小売り、電機・ガス。個別銘柄では東証1部の値上がり数は107銘柄、値下がりが1561銘柄、変わらずが29銘柄。  個別銘柄で見ると東京エレクトロン、京セラ、ファーストリテイリング、アドバンテスト、ダイキンなど内外需の主力株が軒並み下げた。トヨタ自動車は2005年7月以来の4000円割れ。ホンダも3日続落。傘下の京樽が不振で8月中間期最終赤字に転落すると発表した吉野家ホールディングスが7日連続続落。一方で、第一三共、資生堂、花王、セブン&アイ・ホールディングス、武田薬品工業はしっかり。

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