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【株式・前引け】米国株高を好感し、日経平均、TOPIXとも反発

 17日の東京株式市場の前場は反発。日経平均株価は前日終値比129円66銭高の8588円11銭、TOPIXは同20.65ポイント高の885.17で引けた。東証1部の出来高は概算で10億3687万株、売買代金は8498億円だった。前日は歴代2位の下落率となったが、米国株反発でやや安心感が広がり、買い戻しが入っている。ただ、依然として方向感に乏しく、積極的に動く投資家は少ない。  前日の米国株式市場は、NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数ともに値を上げた。米金融大手シティグループの赤字決算などを受け、景気後退懸念からNYダウは一時は大きく下げていたが、その後は大きく買い戻しが入る荒い値動きとなった。これを受けて、本日の東京市場の寄り付きは、日経平均が前日終値比121円12銭高の8579円57銭と高値でスタート。前日の大幅な下げによる買い戻しや為替が円安に動いていることを受けて輸出株中心に買いが入り、9時16分に同300円超の上げ幅となった。だが、その後は、戻り待ちの売りが入ったため、上げ幅を縮小し、上値が重い展開のまま前引けを迎えた。なお、朝方の外国証券経由の売買注文動向は売り3610万株、買い2580万株と大幅な売り越しだった。  東証33業種のうち、値上がりは29で電機、輸送機器、精密などの輸出株などの上昇が目立つ。一方、値下がりは鉱業、ゴム、その他製品、卸売りの4業種だった。個別企業で東証1部の値上がり率上位に島忠、クボテックなど。値下がり率上位はティラド、SFCG、パシフィックホールディングスなどが名を連ねた。  相場環境は好転しているはずだが、反発にも力強さは見られない状態だ。後場はアジアの株式市場やGLOBEX(シカゴ金融先物取引システム)の動きに注目が集まる。

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